財務・人事三井E&S(東京都中央区)が12日に発表した2025年3月期 第2四半期(中間期)決算は累計で、売上高が前年同期比7%増の1450億4100万円、営業利益が同38.7%増の92億1600万円、純利益が3.8倍の322億8500万円の増収増益だった。
港湾物流業界においては、東南アジアをはじめとした海外での需要は堅調に推移しており、国内においても新設、増設に加え、既設の老朽化更新などの需要が堅調で受注環境は良好だった。また、同社と同社の子会社パセコ(アメリカ・カリフォルニア)が、ブルックフィールド(カナダ・トロント)と、米国カリフォルニアにおいて港湾クレーンの最終組立を行うための検討を進めている。米国で港湾クレーンについてこのような最終組立を行うのは、1989年以来のことであり、米国の港湾インフラの安全確保に貢献することが期待される。その他、港湾クレーンの自動化やドローンによる遠隔保守、港湾ターミナルの運営効率化などデジタル技術の活用による人口縮小社会の課題解決に取り組むとした。
連結業績予想については直近と変わらず、売上高が前回予想比0.6%減の3000億円、営業利益が同13.4%減の170億円、純利益が39.7%増の350億円と据え置いた。
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