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震災の石川県の国道249号、豪雨で復旧に遅れも

2024年11月19日 (火)

国内今年1月に発生した能登半島地震によって被害を受けた石川県内の国道249号の復旧工事を進めている国土交通省は19日、その後9月に起きた大雨被害によって見直した復旧時期の見通しについて公表した。また、これから冬に入るため、積雪で工事に遅れが出ないよう、除雪機械を増強し、融雪施設を設置するなどの対策を県と進める。

国が権限代行で復旧工事を進めている同県輪島市-珠洲市間の国道249号については、今年6月に大谷トンネル・ループ橋をのぞいて年内に通行を確保するとの見通しを公表していたが、千枚田工区をのぞいて、緊急車両のみの通行に限定して通行を確保することになった。千枚田工区は、当初の見込み通り、年内に一般車両も含めて2車線を確保できるとしている。

大川浜工区と逢坂トンネル工区は、1車線を確保できるが、緊急車両のみの走行となる。中屋トンネル工区については、年内に2車線を確保できるしていたものの、大雨被害を受けて、う回路による緊急車両の通行のみとなる。トンネルの通行時期については、年内に改めて公表する。

大谷トンネル・ループ橋については、当初の見込み通り、当面は県道を迂回して通行することになる。

また、積雪によってこれ以上復旧工事や復興作業に遅れが生じないよう、能越道や、のと里山海道、国道249号沿岸部で、除雪機械を増強するなどの対策をとる。こうした冬季対策で国や自治体、県警本部などが連携を図れるよう、「能登地域冬期道路交通確保情報連絡本部」を設立し、21日に金沢河川国道事務所で、初会合を開く。

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LOGISTICS TODAY編集部
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