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ITARDA、点呼の実施状況アンケートへの協力を要請

2024年11月19日 (火)

調査・データ交通事故総合分析センター(ITARDA、イタルダ)は12月13日まで、運送事業の運行管理者に義務付けられている点呼の実施状況などについて調査するアンケートを実施している。事業用自動車事故調査委員会の調査などの基礎資料とするのが目的で、全日本トラック協会などの業界団体などを通じて、事業者に協力を呼び掛けている。

同センターは、国土交通省から委託を受け、事業用自動車事故調査委員会の運営とともに、運転者の眠気に密接な関係があると思われる睡眠時間の不足、睡眠の質や疲労の蓄積などの睡眠に関する調査・分析を行っている。

こうした調査の一環として、調査委員会での事業用自動車事故に関する審議、調査報告書の作成の基礎資料とするため、アンケートを実施する。アンケート結果を公表する予定はないが、特定の事故を調査する中で、点呼の実施状況との関連性が認められた場合、報告書などに結果の一部を記載することがある。

また、事故の調査結果やアンケートの内容などを踏まえ、点呼の重要性についての啓発や、事故の再発防止に向けた提言などを行う。

アンケートでは、業務前の点呼の実施回数や時間、ITを使った遠隔点呼などの導入、独自の取り組みなどについて尋ねる。基本的にインターネットを通じて回答するが、FAXでの回答もできる。

同センターは「アンケート結果や個々の回答内容が公表されることはなく、より実効性の高い再発防止策を提言するための基礎資料として活用したい」として、広く協力を呼び掛けている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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