タムラ製作所、埼玉県に新工場を建設、10月完成

荷主タムラ製作所（東京都練馬区）は12日、児玉工場（埼玉県児玉郡神川町）の敷地内にスマートフォン、車載向け高機能性レジストや新材料を製造する新工場（第二工場）を建設すると発表した。

フレキシブル基板用ソルダーレジストがスマートフォンの薄型化・小型化・軽量化とともに使用量が増大しているほか、車載用ソルダーレジストなど高機能製品の需要が増えてきていることを受け、新工場を建設することにしたもの。

既存製品の増産以外に、高機能製品の生産や新製品の量産立ち上げなども行う。10月に完成し、2014年4月から稼動を開始する。

最新の開発製品を最短で製品化・量産化するための生産工場として、開発と距離が近く連携がとれる現工場敷地内に第二工場を建設するのが適切だと判断した。

完成後は段階的に新設備を導入し、2015年に生産能力を現在の2.5倍にまで高める。

■新工場の概要
名称：タムラ製作所児玉第二工場
所在地：埼玉県児玉郡神川町
新棟の敷地面積：5293.6平方メートル
新棟の建築面積：1769.97平方メートル
延床面積：6904.74平方メートル（鉄骨4階建）
生産品目：フレキシブル基板向けソルダーレジスト、車載用ソルダーレジストなど