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コスモ、国産SAF資源化促進に向け廃食用油回収

2024年11月25日 (月)

環境・CSRコスモエネルギーホールディングスは25日、コスモ石油(東京都港区)、日揮ホールディングス(横浜市西区、日揮HD)、レボインターナショナル(京都市下京区)の3社が堺市と、持続可能な航空燃料SAFおよびバイオプラスチックなどの原料となる使用済み食用油(廃食用油)の資源化促進を図るため、「持続可能な社会の構築に向けた廃食用油の資源化促進に係る連携及び協力に関する協定書」を22日に締結したことを発表した。

▲締結式の様子(出所:コスモエネルギーホールディングス)

3社が22年11月に設立した、国産SAFの製造事業会社であるサファイア・スカイ・エナジー(横浜市西区、SAFFAIRE SKY ENERGY)は、本協定に基づく堺市の協力のもと、イオンモール、レボインターナショナルと共同で、大阪府内5施設のイオンモールに常設の家庭系廃食用油回収ボックスを順次設置。各回収ボックスに集まった家庭系廃食用油はレボインターナショナルが収集し、国内初のSAF大規模生産を行うSAFFAIRE SKY ENERGYのプラント(コスモ石油堺製油所内、25年度運転開始予定)へ運ばれ、国産SAFの原料として資源化される。

回収ボックスでの回収開始日は2025年1月中旬を予定。実施場所は大阪府内の5か所。イオンモール堺北花田(堺市北区)、イオンモール堺鉄砲町(堺市堺区)イオン藤井寺ショッピングセンター(藤井寺市)、イオンモールりんくう泉南(泉南市)、イオンモール日根野(泉佐野市)。回収品目は家庭系廃食用油で、家庭から出る食用油のみ回収可能。

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LOGISTICS TODAY編集部
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