環境・CSR産業廃棄物処理や環境ソリューションサービスを手がけるイーコス(東京都千代田区)は5日、カクヤスグループとその子会社カクヤス、レボインターナショナル(京都市下京区)と共同で、飲食店や家庭から回収される廃食用油を持続可能な航空燃料(SAF)などに再資源化するスキームを構築したと発表した。
SAFは、バイオマスや廃食用油を原料とし、従来の航空燃料に比べて温室効果ガス(GHG)排出量を大幅に削減できる次世代燃料。国内の家庭から出る廃食用油は年間10万トンと言われているが、家庭からの回収は限られた方法しかないのが現状。
カクヤスグループは独自の「2Way型サービス」を活用し、商品配送とともにビールの空樽や空き瓶を回収している。この仕組みを応用し、飲食店や家庭から廃食用油を回収する取り組みを開始する。
カクヤスの各拠点にて回収した廃食用油は社内物流センターや各配送センターに集約され、レボインターナショナルが引き取りを行う。その後、レボインターナショナルでバイオ燃料化される。
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