
▲フォーラムの様子(出所:日本船主総会)
行政・団体日本船主協会は27日、12日と13日にデンマーク・コペンハーゲンで開催された「TradeWinds Ship Recycling Forum」に参加したと発表した。
このフォーラムでは、2025年6月に発効予定のシップ・リサイクル条約(香港条約)を前に、国際海事機関(IMO)、関係国政府、船主協会、船社、解撤ヤード、船級協会、金融機関などが一堂に会し、意見交換が行われた。
シップリサイクルとサーキュラーエコノミーに関するセッションでは、日本船主協会の岩佐久美子・解撤幹事長がパネルディスカッションに参加。グリーン鋼材のみを使用した船舶の就航事例を挙げ、安全運航を維持しつつグリーンな解撤業者への引き渡しを通じて、循環型経済の実現に貢献したいとの意向を表明した。また、同協会がこれまで香港条約水準の認証を受けたグリーンヤードへの売却を推奨してきたことに触れ、条約発効を前にグリーンヤードの拡大が急務であると強調した。
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