調査・データGfK/NIQ Japan(東京都中野区)は28日、全国のカー用品店、タイヤ専門店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットの販売実績データを元に、市場規模相当に拡大推計した自動車用タイヤ、エンジンオイル、バッテリーの販売速報を公表した。
10月の自動車用タイヤ販売は本数前年比3%減と微減。店頭では同4%増と微増だった一方、インターネットでは11%減だった。構成比45%を占める冬タイヤの販売が10%減となったことが影響し、特にインターネットでは14%減、北海道の店頭では11%減となった。オールシーズンタイヤは24%増と二桁成長を見せ、店頭では38%増に至った。
自動車用エンジンオイル販売は、販売量(リットル換算)ベースで前年比24%増と好調に推移。販売形態別では、量り売りが前年比39%増、缶売りは同7%増だった。4リットル缶は1%増で、店頭では4%増だったものの、インターネットでは19%減と大幅に減少した。粘度別では最も販売の多い0W-20は3%減だったものの、0W-16は22%増、0W-30は32%増と大きく伸長した。
自動車用バッテリー販売は数量前年比12%増。店頭では同2%増と微増に対し、インターネットでは25%増と大きく伸長した。規格別にみると、B20が29%増、B24が14%増と全体をけん引した。また、EN規格も全体で34%増と大きく伸長し、LN1は1.5倍だった。
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