11月タイヤ、オイル、バッテリー販売いずれも堅調

調査・データGfK/NIQ Japan（東京都中野区）は24日、全国のカー用品店、タイヤ専門店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットの販売実績データを元に、市場規模相当に拡大推計した自動車用タイヤ、エンジンオイル、バッテリーの11月販売速報を公表した。

自動車用タイヤ販売は本数前年比2％増と微増だった。店頭では同3％増だったものの、インターネットでは前年並みに留まった。タイヤ全体のうち70％を占めた冬タイヤは1％増で、やや前年を上回った。インターネットでは7％増だった一方、店頭では2％減だった。オールシーズンタイヤは23％増と二桁成長を見せており、店頭では47％増と大幅な伸長を遂げた。

自動車用エンジンオイルの4リットル缶販売は数量前年比9%増と堅調で、店頭では同13%増だったが、インターネットでは同16%減と前年を大幅に割り込んだ。粘度別にみると、0W-20は5％増となり、0W-16では27％増、0W-30では29％増に達した。ベースオイル別では、鉱物油が数量前年比16％であったことに対し、全合成油では同4％増に留まった。

自動車用バッテリー販売は数量前年比22%増と大幅な伸長を見せた。店頭では数量前年比14％増、インターネットでは同33％増だった。対応する自動車のタイプでは、最も販売数量の多い通常車（標準車・充電制御車）専用のバッテリーが16％増、アイドリングストップ車専用が10％増であったことに対し、アイドリングストップ車・通常車兼用が48％増と著しい増加が見られた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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