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CMA CGM、コンテナ型薬局を発表

2024年11月29日 (金)

▲コンテナ型薬局、PharmaBox(出所:CMA CGM)

メディカル海運大手のCMA CGM(フランス)は26日、人道的危機にある地域で医療物資を安全に保存・保管する解決策として「PharmaBox」を発表した。

同サービスは、40フィートのコンテナを移動可能で自立型の薬局に変換したもので、海上、鉄道、道路と複数の輸送モードで運用可能。これにより、1万7000人の5歳未満の子どもたちを支援するための重要な医療・栄養ケアを提供できる。

同コンテナ型薬局では、医薬品などの品質維持のため20度から25度の厳格な温度制御と65%以下の湿度規制を備えており、大雨・猛暑が特徴の熱帯や砂漠環境などの極端な気候の遠隔地や、不安定な治安状況でも信頼性の高い保管が可能だ。最初のPharmaBoxは、ことし12月にマルセイユを出発し、2025年第1四半期には中央アフリカ共和国に設置される予定で、同社はアフリカ大陸全体への展開を計画している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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