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フェデックス、高額商品向け貨物監視サービスを拡大

2013年6月25日 (火)

メディカルフェデラルエクスプレス(フェデックス)は、複数のセンサーを搭載した小型機器とウェブベースのアプリケーションを組み合わせ、貨物の状況をリアルタイムに把握できる「センスアウェア」サービスをアジア太平洋地域の一部地域で導入し、オーストラリア、シンガポール、香港で利用できるようになったと発表した。

同社のイノベーションチームが開発したセンスアウェアは、「極めて重要性が高く慎重な取り扱いが必要な貨物」の可視性と接続性のレベルを大幅に高めるもので、輸送中の貨物に関する重要な統計データにほぼリアルタイムでアクセス可能になるほか、ビジネスパートナーとこれらの情報を共有できるようになる。

具体的には、温度、貨物の所在地、貨物が開封されたり、内容物に光が当たったりした場合の警告、貨物が示した重要な兆候に関するリアルタイムのデータなどを把握することが可能で、「信頼できる第三者にも送付可能」としている。

同社はセンスアウェアを生命科学・バイオテクノロジー・製薬・ヘルスケア業界のニーズに対応するサービスとして設計、高度に管理・規制された品目や生物に有害・危険な品目、医療機器などの高額商品に適している。

当初は米国のみで提供していたが、段階的にカナダ・英国・オーストラリア・シンガポール・香港で導入、今後も提供エリアを拡大していく。

■センスアウェアの詳細は下記URLを参照。
www.senseaware.com