
▲第23回「日韓検査課長会議」の様子(出所:国土交通省)
行政・団体国土交通省海事局は2日、韓国・海洋漁業省海上安全局と、11月26日に広島で第23回「日韓検査課長会議」を開催したと発表した。
同会議では、自動車運搬船の火災対策や船舶の温室効果ガス(GHG)削減など、国際的に重要な船舶の安全・環境対策について意見交換と情報共有を行ったほか、両国間の寄港国検査(PSC)での連携強化、技術交流の促進などで合意した。
今回の会議では、自動車運搬船の火災対策や非従来型推進装置の安全基準に関する議論を深め、来年の国際海事機関(IMO)での議論に向け、両国が緊密に連携することを確認。また、2023年にIMOで採択されたGHG削減戦略の目標達成に向けた中期対策を進め、条約改正案の採択に向けて両国が協力することで合意した。バラスト水の管理やアンモニア燃料船の排水規制に関しても、合理的なルールを導入するため連携して取り組むことを確認した。
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