荷主三井E&S DU(兵庫県相生市)は3日、三菱造船(東京都港区)から、トヨフジ海運と福寿船舶向けに建造するメタノール燃料RORO船2隻に、新開発機関「DU-WinGD 7X52DF-M-S1.0」を受注したと発表した。
同機関は、メタノール燃料を効率的に燃焼させる設計により低燃費と高いエネルギー効率を実現。メタノールモードのみならずディーゼルモードにおいても船舶の燃料消費量の低減し、CO2排出量の低減に大きく貢献することが可能。また、ベースとなる7X52Sは、従来機関に比べショートストローク化され、軽量・コンパクトで出力レンジの幅が広くなっていることが特長。さらに将来、再生可能エネルギーから精製されたグリーンメタノールを使用すれば大幅にCO2を削減することが可能になるという。
メタノールを燃料とするRORO船は、内航船では建造は初めてとなり、27年度中に完成・引渡される予定。
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