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常石造船、ダイアナ向けメタノール燃料船2隻受注

2023年9月28日 (木)

荷主常石造船(広島県福山市)は27日、丸紅を通じて、Diana Shipping(ダイアナシッピング)と、メタノール燃料のばら積み貨物船「KAMSARMAX」(カムサマックス)2隻の受注に基本合意したと発表した。同船は、2027年後半から2028年前半にかけて竣工する。

新型のカムサマックスは、重油とメタノールの二元燃料を使用することが可能で、大容量のメタノールタンクを備え、長距離の航続性を確保。また、船型の改良や、独自の風圧抵抗低減技術「AEROLINE」(エアロライン)の採用により、燃費性能と実海域性能の向上を見込んでいる。

船体構造面では、メタノールタンクをシンプルな構造で船尾に配置することで、大容量の貨物艙を維持しつつ、荷役の安全性や効率的なメンテナンスを実現する。

常石造船、三井物産からメタノール燃料船2隻受注

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