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マースク、CNコンテナ船用のメタノール燃料を確保

2021年8月20日 (金)

(出所:APモラー・マースク)

国際デンマークのAPモラー・マースクは現地時間の19日、同社初のメタノール燃料で駆動するカーボンニュートラルのコンテナ船で使用する燃料を生産するパートナー企業として、同国の再生可能エネルギー会社ヨーロピアン・エナジー子会社のREインテグレートを選定した。マースクは23年にも稼働する見通しの同船で使用するための燃料を確保したことになる。

REインテグレートは、マースクの最初のカーボンニュートラルコンテナ船が1年間に消費する1トンのメタノール燃料を生産するための工場を、デンマーク国内に設立する。同工場では23年から、再生可能エネルギーと二酸化炭素からメタノール燃料を生産する予定で、生産に必要な電力は、デンマーク南部の太陽光発電施設が供給する。

REインテグレートはすでにメタノール燃料製造工場を2つ有しており、新たな工場は3つ目となる。建設地は同国の南ユトランド地方であること以外は明らかにしていない。

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