環境・CSRアイリスオーヤマは11日、2025年1月から埼玉県内のひとり親世帯を中心とする食品支援が必要な家庭に向け、同社製品のパックごはんや飲料水などの提供を開始すると発表した。取り組みは、NPO法人埼玉フードパントリーネットワーク(埼玉県越谷市)を通じて実施される。
厚生労働省の調査によれば、日本では子どもの9人に1人が貧困状態にあり、ひとり親世帯の貧困率は44.5%に達するという。このような状況を踏まえ、フードパントリーは食品を無償で提供するだけでなく、支援者と利用者の交流を通じた相談窓口としての役割も果たしている。
アイリスオーヤマは、22年から宮城県内のこども食堂に食品を提供してきた実績を持ち、その後、福島県、滋賀県、佐賀県へ支援地域を拡大。今回、同社の埼玉工場が立地することを契機に、埼玉県内4000世帯以上を支援する埼玉フードパントリーネットワークを通じて食品支援を開始する。また、この取り組みに加え、埼玉県の「こども食堂応援プロジェクト」にも企業版ふるさと納税を通じて寄付を行っている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com