船舶用塗料市場は今後10年で1.6倍に拡大

調査・データ市場調査会社のサーベイ・リポート（東京都新宿区）は12日、船舶用塗料市場の規模が2024年から33年までの10年間で1.6倍超に拡大し、87億ドル規模になるとのレポートを出版した。

同社によると、船舶用塗料市場は24年に52億ドルになったと推計され、33年までに年平均6.2%の成長を続けていく。

今後、最も高い市場シェアを占めるのはアジア太平洋地域だが、各国とも、海洋部門の拡大や世界貿易の増加、厳しい環境規制、海洋掘削や海底ケーブル敷設など海洋での作業の増加にともない、市場を拡大していく。

レポートではこのほか、塗料の成分別や用途別などで市場を分析。市場の成長要因や政府指針、現状の課題などを踏まえ、参入機会などについて戦略的な提言をしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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