調査・データ市場調査会社のサーベイ・リポート(東京都新宿区)は10日、自動物流機器の市場規模は2023年から33年までの10年間で1.7倍になり、705億ドルの収益を生み出すとの予測を公表した。2024年末までに大幅に成長し、その後も順調に市場を拡大していくという。
同社によると、自動保管・検索システム(ASRS)や自律型移動ロボット(AMR)、無人搬送車(AGV)など自動物流機器の市場は23年に408億ドルにまで拡大。24年末までに大幅に成長することが見込まれる。その後も順調に市場規模を拡大し、33年まで10年間の年間成長率は平均5.6%で推移すると予想される。
市場の成長を支えるのは、リーン生産やジャストインタイム(JIT)プラクティスの普及と、食品・飲料セクターの需要増加で、特に北米で市場が拡大。世界で最大のシェアを占めるようになると見込まれる。一方で、高額な初期投資と、製品に対する認知度の低さが成長に向けた懸念材料だと指摘している。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com