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MSC、パナマ運河利用の輸送に追加料金

2024年12月17日 (火)

国際スイス・ジュネーブに拠点を置く海運会社、MSCは16日、パナマ運河を通過する貨物について、新たにパナマ運河追加料金(PCS)を導入すると発表した。運河を管理するパナマの運河庁(ACP)が新たな料金体系を設けたことによる措置で。来年1月1日から導入する。

ACPは運河を通行する船舶の混雑や、水不足に対応するため、大規模な改修工事や通航制限などを行っている。しかし、今後もインフラ投資の資金調達などが欠かせないとして、2025年1月から、運河を通行できる最大船型(ネオパナマックス)向けの新たな前払いスロット割り当て(LoTSA)を実施し、予約料金も引き上げる。社では、こうしたコストの増加に対応するとしている。

料金は全貨物タイプの場合、TEU当たり40ドル。東南アジアや、中国、韓国、日本から米国東海岸、湾岸向けのコンテナ輸送が影響を受けるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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