サービス・商品横浜ゴムは18日、稼働中のコンベヤーベルトをリアルタイムで遠隔監視し、異常を検知するセンシング技術を確立したと発表した。この技術を基盤に、2027年中のサービス提供を目指し、最適な運用管理を提案する総合ソリューションサービスの構築を進める。
新たに確立されたセンシング技術は、22年2月からこれまでフィールド実証テストを経て検証されたもの。コンベヤーベルト内部に埋め込まれた独自開発のRFIDタグが、摩耗や損傷、温度変化などのデータを検知し、それをインターネット経由で横浜ゴムの開発部門に送信する仕組みだ。この技術により、ユーザーは異常の早期把握が可能となり、損傷や火災のリスク予知を支援できる。また、クラウドネットワークを介してデータを共有することで、横浜ゴムの専門スタッフがデータを分析し、最適な運用管理の提案を行う。
同社はこの技術と管理システムに関連する特許を13件出願済みだ。
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