
(出所:ルノー・トラックス)
調査・データルノー・トラックス(フランス)は19日、EV(電気自動車)トラック「E-Tech T ダイヤモンドエコー」の、1年間にわたるデモンストレーション走行を、フィンランドのラップランドで締めくくったと発表した。この最終区間では、最低気温マイナス19度の中で走行を行った。
同車両は昨年4月、フランス・リヨンの本社を出発して以来、フランス、オランダ、イギリス、スペイン、スイス、ベルギー、ドイツなどヨーロッパ各地を巡り、累計2万3000キロを走行。1日の最大走行距離は700キロに達し、途中の充電を効率的に管理することで長距離移動を可能にした。中でもスイスからドイツ間の360キロを1回の充電で走破するなど、EVトラックの実力を示した。
最終段階となるフィンランドでは、ヘルシンキからラップランドのロバニエミまでの1600キロを走行。1回の充電で250キロを走破したほか、2回の中間充電を行いながら1日で700キロを走破した。極寒の中での実走行データは、電動トラックが寒冷地でも問題なく運用できることを裏付けるものとなった。
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