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NCA、成田輸入貨物の処理時間を毎月公表

2013年7月17日 (水)

ロジスティクス日本貨物航空(NCA、千葉県成田市)は17日、便の到着から顧客が通関処理を開始できる突合までの処理時間を短縮する取り組みを強化し、同日から自社サイトで「成田輸入貨物の突合までの処理時間」を毎月公表する、と発表した。

同社では、突合までの社内目標時間を3時間に設定しており、ガイドライン標準で「フレーターの場合到着後6時間」とされている便突合までの処理時間を、2012年度には「全便平均で3時間22分」を達成した。

通常、便が到着し、機内からULDに積みつけられた貨物を取り降ろした貨物は、直ちに上屋内に搬送し解体し、その後個々の貨物を書類と照合・状態の確認をして、顧客へ貨物を引き渡す準備が完了する。

顧客からのリクエストに応じ、便到着後150分以内に突合を行う同社独自のプライオリティーサービスも提供しており、12年度は1790件の利用があった。同年度の達成件数は1779件で、達成率は99.4%、平均突合時間81分となった。

これまでのところ、公約時間のおよそ半分の時間で突合し、良好なサービスレベルを維持している。

■成田輸入貨物突合までの処理時間

  2012年度月間取扱量平均便処理時間
2012年度4月8,168 t2 時間 56 分
5月7,136 t2 時間 58 分
6月8,348 t3 時間 2 分
7月8,689 t3 時間 15 分
8月8,226 t3 時間 16 分
9月8,814 t3 時間 23 分
10月8,505 t3 時間 20 分
11月8,625 t3 時間 8 分
12月8,627 t3 時間 41 分
1月7,131 t3 時間 40 分
2月7,769 t3 時間 41 分
3月9,632 t4 時間 9 分
平均8,306 t3 時間 22 分
 2013年度4月8,038 t3 時間 23 分
5月8,013 t3 時間
6月8,829 t3 時間 25 分
平均8,026 t3 時間 16 分