フォード、24年は業界平均の2倍の成長

調査・データフォード（米国）は3日、2024年の米国小売販売が前年比6％増を記録し、業界平均の2倍の成長率を達成したと発表した。

特に第4四半期には17％の増加を見せ、主力のFシリーズトラックが25％の販売増を牽引した。同シリーズは48年連続で米国で最も売れているトラックとなり、同社の「選択の自由」戦略を象徴するモデルである。ガソリン車、ディーゼル車、ハイブリッド車、電気自動車といった多様なパワートレインを提供し、全モデルが24年の最終月に前年同期比で販売を伸ばした。

同年の同社の電動化車両（ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車）の販売は前年比38％増の28万5291台と過去最高を記録。特にF-150ハイブリッドが7万3845台を販売し、米国で最も売れたハイブリッドトラックとなった。また、電気自動車ではMustang Mach-Eが前年比27％増の5万1745台を販売し、F-150 Lightningは39％増の3万3510台、商用モデルE-Transitは64％増の1万2610台を達成した。

物流分野では、フルサイズバン「Transit」が2024年に前年比18％増の15万2738台を販売し、46年連続で商用バンセグメントのリーダーとなった。第4四半期には前年同期比24％増の3万8457台を販売している。また、商用車向けの「Ford Pro Intelligence」ソフトウェアプラットフォームのサブスクリプション数は前年同期比27％増の64万9000件に達した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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