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マースク、2024年物流トレンドハイライトを公開

2025年1月6日 (月)

調査・データデンマークの大手国際海運会社マースクは12月30日、ロジスティクス、サプライチェーンに関する主要テーマやトレンドについて毎月取り上げてきた特集記事について2024年のハイライトを取りまとめた。

1月はサプライチェーン管理を一変させたエンドツーエンド(E2E)ロジスティクスについて取り上げた。2月はサプライチェーンを管理することの重要性と、業務の効率性と競争力を高める上で果たす重要な役割について掘り下げた。

4月には、調達からラストマイルの配送までサプライチェーン機能を総合的に調整しシームレスな運用を実現する「統合ロジスティクス」が顧客体験(CX) がどのように変革するかについて紹介した。6月には自然災害から地政学的緊張に対応するサプライチェーンの多様化の重要性について検討。7月には、サプライチェーン管理における柔軟性の力について掘り下げ、予測不可能な市場状況に対して企業が回復力と対応力を維持する上での役割を解説した。8月はEC(電子商取引)の成長と消費者行動の変化によりブラックフライデーやサイバーマンデーなどのピークシーズンに備えることの重要性を解説。9月のトピックでは、サプライチェーン統合の威力と効率性や可視性を高める方法に焦点を当てた。10月のトピックは、春節に向けサプライチェーンを成功に導くための準備について解説した。11月は、コールドチェーン物流における可視性の役割に焦点を当てた。

また、1年を通して物流におけるラテンアメリカの重要性について大きく取り上げ、3月と5月に特集を組んだ。近隣諸国に生産をアウトソーシングする「ニアショアリング」において輸送コストの削減や貿易協定、経済的安定性により、ラテンアメリカは効率的なサプライチェーンを求める企業にとって重要な地域として浮上しているという。特に自動車、繊維、医薬品、ITなどの業界は、このトレンドを活用できる好位置におり、メキシコ、グアテマラ、ブラジルなどが先行している。また、ラテンアメリカの物流を変革することで、あらゆる分野のビジネスでより大きな成功につながる可能性に焦点を当てた。特に冷蔵、小売、ライフスタイル、FMCG(日用消費財)などの業界において重要な拠点となっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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