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阪急阪神ロジなどが反物用輸送ラックを開発

2025年1月8日 (水)

▲可変式輸送用ラック(出所:阪急阪神ロジパートナーズ)

サービス・商品阪急阪神ロジパートナーズと阪急阪神エクスプレス、スタイレム瀧定大阪の3社は8日、繊維業界の配送効率化を図るため、反物用の「可変式輸送用ラック」を開発したと発表した。来月から可変式輸送用ラックを使った配送モデルによる輸送を開始する。

可変式輸送用ラックは反物の特性に合わせて長さと高さの調整が可能で、規格の違いによる積載空間の無駄を解消する。これによって、トラックの積載効率を大幅に向上し、台数の削減も図れる。

また、荷役作業の効率化も可能になり、トラック待機時間の短縮やドライバーの労働時間削減、作業者の負担軽減につなげる。

さらに配送にはミルクラン(巡回集荷)方式を導入し、複数の配送先への最適な配送ルートを設計。配送回数を減らすることで、CO2削減も進める。

すでに、同ラックを使ったトライアルも実施しており、作業現場では「自社のパレットに移し替えるだけで済むため、作業が大幅に効率化された」「作業者の負担が大きく軽減された」の声が上がるなど、概ね好評だった。

今回の取り組みは先月3日、物流総合効率化法に基づく総合効率化計画の認定を受けた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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