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アルプス物流が小型商品向け自動倉庫rBox導入

2025年1月8日 (水)

(出所:RAX Solutions)

サービス・商品RAX Solutions(東京都中央区)は8日、同社の自動倉庫「rBox」がアルプス物流(横浜市港北区)に採用されたと発表した。導入先は神奈川県と埼玉県の2拠点で、2025年秋に稼働を予定している。

今回の採用は、同社にとって光学レンズ産業以外の顧客として国内初の事例となる。rBoxは、少量多品種の小型商品の保管と出荷を自動化するソリューションで、従来の自動倉庫と異なり、注文順に小箱入りの商品をピッキングする仕組みを特徴としている。特に、電子部品の保管効率向上と迅速な入出庫を実現できる点が評価された。

アルプス物流の保管部門責任者は、rBoxが他社の自動倉庫とは一線を画す“小さな箱単位”での保管効率と、出荷指示書の順序通りに商品をコンベアに流す機能が採用の決め手になったとコメントしている。

rBoxは、WMS(倉庫管理システム)との連携により、商品の入庫から出荷までを完全自動化する。同社独自の技術であるDISR(Direct Item Storage & Retrieval)を活用し、注文に基づくピッキング作業を効率化する。

RAX Solutionsは、医療関連業界での実績を基に、EC物流や電子部品業界への展開を進めている。同社は、1月22日から東京ビッグサイトで開催される「第4回スマート物流EXPO」に出展する予定だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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