ロジスティクス日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は8日、社会や経営環境の変化への対応などについて議論するロジスティクス研究会の今年度8回目の会合を先月17日に開催したと発表した。以前、研究会のメンバーだったOBやOGも参加し、経営におけるハード面とソフト面、人的資本のバランスの重要性などについて、活発な議論を交わした。
この日の研究会では、物流グループのつばさホールディングス(東京都立川市)と、新しい物流のかたちを提案する新会社として日野自動車が主導して2018年に設立したNEXT Logistics Japan(東京都新宿区)が自社の取り組みについて発表した。
つばさホールディングスは「2024年問題を飛躍の糧に つばさHDの挑戦」と題して、データやネットワーク、ブランドなどの無形資産の重要性を強調したほか、3PL領域への展開に向けたソフトウエアとヒューマンウェアの拡充といった取り組みについて紹介。「人的資本経営」を通じて「財務的に強く、ヒトが輝く良い会社」の実現に向けて挑戦すると述べた。
NEXT Logistics Japanは、物流業界の課題解決に向けて設立された経緯を紹介した後、ダブル連結トラックを活用した異業種間の混載や、量子コンピューターを使った輸送最適化・効率化提案システム「NELOSS」の開発などについて説明した。
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