メディカルジップライン(アメリカ)は13日、同社の自律型ドローン物流システムがガーナの子供たちへのワクチン供給を大幅に改善し、医療コストを削減することを確認する新たな研究結果を発表した。この取り組みはガーナ保健サービス(GHS)と共同で実施され、特に地方部の免疫率向上に貢献している。
発表によると、2021年の1年間で、同社はガーナ西北地域の4地区に11万2000回以上のワクチンを配送し、1万7000人以上の子供たちへの免疫提供を行った。この結果、麻疹や肺炎など688件の急性疾患患者が救われ、4人の子供の命が助かったという。また、ドローン配送が地上物流と比較して1回あたりのコストが30%安く、ドローン配送によりワクチンなどを受け取る現地家族が負担する治療費が減少した。
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