日通、2月から海外単身パックを発売

ロジスティクス日本通運は24日、2月から新たな引越商品として「海外単身パック」の販売を開始すると発表した。

これまで海外引越市場では顧客が大都市圏に集中していたが、近年、地方にある企業の海外進出が拡大していること、単身赴任者が増加傾向にあることなどから、こうした需要を取り込むための新商品を開発。海外引越しの専業店だけでなく、全国の支店でも取扱いを開始することにした。

これまでの海外引越パック商品は、ダンボールのみの受託に限られていたが、「海外単身パック」では、国内引越しの単身パック（S・L）でも使用しているロールボックスに収まるサイズであれば、家具など、ダンボール以外の家財も受託可能となった。また、初めて利用する顧客にわかりやすいパック料金とし、休日集荷の追加費用も発生しない。

同社では今後、取り扱い仕向地をさらに拡大し「顧客の利便性向上に向けてきめ細かなサービスを提供していく」としている。

■海外単身パックの概要
保険限度額：S=100万円、L=150万円
取扱仕向地：5か国13都市（ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、デュッセルドルフ、シンガポール、香港、シンセン、広州、東莞、上海、蘇州、無錫、平湖）