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関通3Q、サイバー攻撃影響で最終4億円の赤字

2025年1月14日 (火)

財務・人事関通が14日発表した、2025年2月期第3四半期連結決算によると、売上高は前年同期比28.9%増の111億8800万円、営業損益は1200万円の赤字(前年同期は2億7100万円の黒字)、最終損益は4億4300万円の赤字(同1億9300万円の黒字)となった。

物流サービス事業の売上高は30.7%増の106億4963万円となったが、24年9月に受けたサイバー攻撃(ランサムウェア攻撃)の影響により、セグメント損益は2億2441万円の赤字となった。一方、ITオートメーション事業では倉庫管理システム(WMS)「クラウドトーマス」シリーズの復旧が進み、売上高は4億6058万円、セグメント利益は2億4756万円を計上した。

同社は昨年のサイバー攻撃によって複数のシステムが停止したことにより、取引先の業務に影響を与えたことから、新たなシステム環境の構築を進行しており、情報セキュリティー対策費として5億6591万円を特別損失として計上した。これに伴い、25年2月期の通期連結業績予想を取り下げていたが、同日に修正予想をあらためて算定。売上高が151億8800万円(前年同期比27.2%増)、営業利益が5700万円(同86%減)、最終損益が7億4200万円の赤字(前年は4900万円の黒字)を見込むとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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