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ドーグ、牽引重量1トン超対応の新仕様ロボット

2025年1月16日 (木)

▲サウザージャイアントEシリーズ 4モーター化オプション仕様(出所:ドーグ)

サービス・商品ドーグ(茨城県つくば市)は15日、屋外建屋間搬送向け協働運搬ロボット「サウザージャイアントEシリーズ」のラインナップを拡充し、新たに牽引重量1トン超に対応する駆動力4倍のオプション仕様を発表した。同製品は22日から開催されるロボデックス展(東京ビッグサイト)で展示される。

今回のオプション仕様は、直径300ミリのオムニホイールと前輪用の追加モーターを搭載し、従来の2モーターから4モーター構成へ強化されたことが特徴だ。これにより、直進時のトルクが2倍、牽引重量の目安が従来の600キロから1000キロ超へ引き上げられた。

また、前輪にモーターを追加したことで制動力も強化され、安全性が向上している。この仕様は重量物の搬送に対応するだけでなく、下り斜面や段差での制動距離の安定性向上にも寄与する。

4モーター仕様の型式「RMS-15E2A」の最高速度は8.0キロ毎時、さらにギア比を強化した型式「RMS-15E2B」は牽引重量が2000キロに対応し、最高速度は3.6キロ毎時となる。いずれもIPX2等級の防水性能を備え、屋外での使用が可能だが、航続距離は標準仕様の20キロに対し10–15キロに減少するため、運用条件に応じた電池増設が推奨される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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