ECシステム開発のロジクラ(東京都千代田区)は22日、同社の在庫管理システム「ロジクラ」が、クラウドサービスのスマレジ(大阪市中央区)が運用する高機能クラウドPOSレジ「スマレジ」との連携を強化したと発表した。店舗と電子商取引(EC)の両方を手掛ける事業者に対し、店舗とECの在庫を連携させるなどして、全体の在庫数を常に把握できるようにした。
近年、小売業では店舗のほか、ECや卸売りなど複数の販売チャネルを持つことが一般的となり、在庫・出荷管理が複雑化している。こうした状況に対応するため、ロジクラでは2020年に最初のPOS連携機能をリリースした。しかし、ECと店舗の完全な在庫の一元化や店舗と倉庫間の柔軟な配送といったニーズに応えるためには、さらなる機能強化が必要で、その後も機能の改善を進めてきた。
今回の機能強化では「店舗間移動の入出荷連携」「リアルタイム在庫連携」を拡充。これによって、店舗とECのリアルタイムな在庫連携や、店舗・倉庫在庫の一元管理と可視化、倉庫と店舗間の配送指示の連携が可能になり、全体の在庫数を常に把握、最適化し、欠品や過剰在庫を防止できるようになる。
さらに、店舗でスマレジ、倉庫でロジクラを操作するだけで簡単に店舗・倉庫間の配送指示や出荷予定の作成ができるようにすることも可能だという。
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