国内千葉県と茨城県は22日、都市軸道路利根川橋梁(仮称)の新設事業について、国土交通大臣に早期事業化を要望した。要望書は両県知事と千葉・茨城都市軸道路整備促進期成同盟会が連名で提出した。
都市軸道路は、埼玉県三郷市から茨城県つくば市を結ぶ広域幹線道路で、つくばエクスプレス(TX)と連動した未来志向のまちづくりの基盤となると期待されている。現在、全線開通に向けて整備が進むなか、利根川渡河部が未着手区間として残っており、橋梁の新設が求められている。
同要望書では、利根川橋梁の整備が進むことで、地域間交流の強化、交通混雑の緩和、災害時の代替路確保、物流効率化、新たなまちづくりの支援などの効果が挙げられている。特に、柏市や守谷市周辺の既存橋梁は交通集中による慢性的な混雑が課題となっており、新橋梁の整備が地域発展に不可欠とされている。
さらに、防災・減災の観点から、首都直下地震など災害時のリダンダンシー確保においても重要な役割を果たすとされ、千葉・茨城両県は必要な予算の確保や早期整備を国に求めている。
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