公取委、東京ラヂエーター製造に勧告

行政・団体公正取引委員会（公取委）は23日、東京ラヂエーター製造（神奈川県藤沢市）に対し下請代金支払遅延等防止法（下請法）に違反する事実が認められたため勧告を行ったと発表した。

東京ラヂエーター製造は、自社の製品や部品の製造を委託している下請け事業者に金型を貸与していたが、金型を用いた発注を長期間行わないにも関わらず合計2389型の金型を無償で保管させていたという。この行為が公取委にて下請事業者の利益を不当に害しているとされ、保管費用に相当する額を公取委の確認を得た上で速やかに支払う旨の勧告を受けた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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