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ハコブ、MOVO Berthに複数拠点の横断分析機能追加

2025年1月27日 (月)

サービス・商品Hacobu(ハコブ、東京都港区)は27日、同社のトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」のオプションに、営業所や事業所など複数拠点での物流データを一元管理・分析できる「拠点横断アナリティクス」機能を来月1日から追加すると発表した。荷待ち時間・荷役時間などのデータを統一された指標で分析でき、各拠点の課題や改善点などを効率的に検討できるようになる。

拠点横断アナリティクスでは、本社と拠点の両視点で物流データを分析できる。本社では統一されたKPIで複数拠点のパフォーマンスを比較し、全体の課題を把握。一方、各拠点では、荷待ちや荷役時間、滞在時間、予約件数などの詳細なデータを比較、分析することで、個別の課題や改善ポイント、改善の優先順位を明確化できる。これによって、全社的な最適化と現場の具体的な改善活動を両立しながら、効率的な運用が可能。

また、車両の滞在時間や荷待ち時間が長くなった場合、リアルタイムで状況を把握し、原因分析できる機能もある。問題が発生すると、詳細データに即座にアクセスできるようになり、問題の発生源を特定して迅速な解決策を導き出せる。

このほか、国の「物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドライン」などで「荷待ち・荷役作業の合計時間は2時間以内」と明記されたのを受け、基準に沿って滞在時間2時間以上の車両を特定、一覧化できる機能も設けた。今後、国のルールが変更された場合も柔軟に対応できる設計にしている。

同社では今後、業界・業態や顧客ごとのニーズに応じてダッシュボードの設計を柔軟に変更していくほか、さらなる機能の追加も進める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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