三井倉庫HD、新経営体制と役員異動を発表

財務・人事三井倉庫ホールディングス（東京都港区）は27日、2025年6月の定時株主総会で承認予定の取締役候補者および監査役候補者の決定、並びに4月1日以降のグループ新経営体制について発表した。今回の変更は、コーポレートガバナンス強化を目的として取締役会の構成見直しと役位の再編を行うもの。

同社は取締役会の構成を見直し、透明性と専門性を確保。意思決定の多様化を図る。また、取締役が監督、執行役員が業務執行を担う役割分担を明確化。取締役の執行役員兼務を可能とすることで、監督機能と業務執行の迅速化を両立する。

■主な役員異動（2025年6月定時株主総会後予定）
古賀博文氏
新：代表取締役社長 社長執行役員 グループCEO
現：代表取締役社長 グループCEO（再任）

中山信夫氏
新：代表取締役 専務取締役 財務経理管掌 兼 最高財務責任者
現：代表取締役 専務執行役員 財務経理管掌 兼 最高財務責任者（再任）

郷原健氏
新：取締役 常務執行役員 法務総務・リスク管理管掌 兼 コンプライアンス責任者
現：常務取締役 法務総務・リスク管理管掌 兼 コンプライアンス責任者

西村健氏
新：取締役 常務執行役員 経営企画・広報・ESG・オペレーション統括管掌
現：常務執行役員 経営企画・広報・ESG・オペレーション統括管掌（新任）

■監査役候補者（新任）
三菅文生氏（常勤監査役）
川村健氏（社外監査役）
仲田正史氏（社外監査役）

本体制は4月1日から一部適用され、株主総会承認を経て6月以降に完全移行される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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