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フェデックス、ECの返品動向を調査

2025年1月29日 (水)

調査・データフェデラルエクスプレス(フェデックス、米国)は28日、オンライン購買における返品動向を調査した「FedEx Returns Survey」の結果を発表した。

調査は2024年12月14日から20日にかけて、米国の消費者2200人および企業1000社を対象に実施されたもので、世代や所得層ごとの返品行動の違いが浮き彫りとなった。

調査によると、高所得層(66%)やベビーブーマー世代(59%)は店頭での返品を好む傾向が強い一方で、Z世代(20%)やミレニアル世代(19%)は自宅集荷や郵便受け投函を選択する割合が高いことが判明した。特に「ラベル不要」「箱不要」といった新たな返品方法の需要が高まっており、利便性を重視する傾向が強まっている。

返品のしやすさについては、51%の消費者が「改善した」と回答したものの、32%は「変わらない」、17%は「悪化した」と感じていることが明らかになった。ミレニアル世代(56%)や高所得層(58%)はポジティブに捉えているが、X世代(21%)やZ世代(18%)では否定的な意見が目立った。また、全体の3分の2が購入前に返品ポリシーを確認し、30%は返品ポリシーが購入決定に直接影響を与えると回答した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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