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フェデックス、25年のEコマ動向は購買後が鍵

2025年2月19日 (水)

調査・データフェデラルエクスプレス(フェデックス、米国)は18日、2025年のEコマース市場のトレンドをまとめた「FedEx 2025 E-Commerce Trends to Watch Report」を公表した。

報告書はC Spaceと共同で作成され、消費者の購買行動や期待の変化に関する洞察を提供している。利便性やスムーズな購買後の体験が成功の鍵となり、特に返品プロセスの簡素化やパーソナライズされた顧客対応が顧客ロイヤルティの向上につながると指摘している。

報告書によると、25年の消費者は利便性を最優先し、特に自宅配送(81%)、無料配送(76%)、リアルタイム追跡(68%)を標準機能として期待している。購買後の返品手続きも重要視されており、スムーズな返品手続きを提供する小売業者が競争優位性を確保するとしている。調査では、97%の消費者が不便なショッピング体験を理由に購入を断念したことがあると回答しており、企業にとってシームレスな購入・返品プロセスの提供が不可欠であることが明らかになった。

また、世代ごとのマーケティング手法の変化も報告されている。Z世代はブランドとのやり取りの70%をオンラインで行い、TikTok(51%)やインスタグラム(40%)を主要な情報源としている。一方、ミレニアル世代はブランドの企業文化を重視し、81%が従業員への待遇を購入判断基準としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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