拠点・施設物流不動産開発のプロロジス(東京都千代田区)は29日、イリノイ州・シカゴ市場におけるデータセンター開発プロジェクトをHMCキャピタル(オーストラリア)に売却したことを発表した。
同社は、スカイボックス・データセンターズ(アメリカ)との提携により、所有する物流施設を32メガワットの容量を備えたターンキー型データセンター(納品後にすぐに稼働できる状態になっているデータセンター)に転換中。同物流施設は現時点ではコンバージョン(建物の用途変更)案件などの高付加価値物流不動産を投資対象とした同社の共同投資ファンド「U.S. Logistics Fund(USLF)」が保有している。Skyboxは世界の主要企業に大規模データセンター向けソリューションを提供しており、同社とのパートナーシップと電力会社との緊密な関係性を活用し、イリノイ州に世界クラスの施設を提供することが可能となった。
同社は今後4年間で20件のデータセンタープロジェクトを手掛け、70-80億ドル(1.1兆-1.2兆円)の追加投資を予定している。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com