ロジスティクス日本船主協会は29日、パナマ共和国のルイス・ロケベル海事庁長官兼海務大臣が1月28日に同協会を表敬訪問したと発表した。ロケベル長官は今回が初の来日で、日本の海運業界との協力関係を強化するための対話が行われた。
会談は川崎汽船本社で実施され、ロケベル長官をはじめとするパナマ側の関係者と、日本船主協会からは明珍幸一会長や土屋恵嗣副会長、川崎汽船の幹部らが出席した。明珍会長は、日本の商船隊の半数以上がパナマ船籍である現状に触れ、パナマ海事庁を信頼できるパートナーとして引き続き協力を求めた。ロケベル長官は、日本の船主の要望に応え、船籍の利便性向上を目指す意向を示した。

▲左から、土屋副会長、ゲバラチーフ、コーエン大使、ロケベル長官、明珍会長、フランコ商船局長、エスピノーザ セグマル東京テクニカルオフィサー、篠原理事長(出所:日本船主総会)
ラモン・フランコ商船局長も、日本船主との連携をさらに強化する意向を表明し、今後も継続的な対話を進めることが確認された。パナマ船籍は、日本の海運業界にとって重要な位置を占めており、今回の訪問を通じて今後の協力関係の一層の深化が期待されている。
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