
(出所:トライエッティング)
荷主トライエッティング(愛知県名古屋市)は3日、佐渡汽船がノーコードDXクラウド「UMWELT」を導入したと発表した。150人を超える船員のシフト作成を効率化する。
佐渡汽船は佐渡島と本土を結ぶ定期航路で、カーフェリー3隻とジェットフォイル3隻、貨物船1隻を運航する。これまで手作業で作成していた船員の配乗計画を、AIの組合せ最適化アルゴリズムで自動化する。
同社は2024年5月から共同実証実験を開始し、船員シフト特有の条件に対応できることを確認した。従来10日以上かかっていた作業が最短10分で完了し、2-3か月分のシフトを一度に作成できるようになった。
佐渡汽船船舶運航部の小林智担当部長は「年間を通した休日付与や要員配置のシミュレーションにも活用できる」と期待を示す。今後はグループ企業のトラック運行部門への展開も検討している。同社は年間65万人の輸送を担う重要な生活航路として、デジタル化による業務効率向上を推進する。
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