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ダイフク、米国のマテハンメーカーを買収

2013年8月16日 (金)

M&Aダイフク(大阪市西淀川区)は15日、米国子会社のダイフク・ウェブ・ホールディングカンパニー(デラウェア州)が、マテハンメーカーのウィンライト社(米国イリノイ州)の全株式を株主から買収することで合意した、と発表した。年内に全株式の取得を完了する。

海外売上高比率を現在の50%から60%へ高める取り組みの一環として北米事業の強化を図るもので、北米地域の売上高も400億円から650億円へ拡大を目指している。

米国子会社はこれまで、ウィンライト社といくつかの共同プロジェクトを手掛けており、同社がグループ入りすることで、一般製造業・流通業向け事業で、製品ラインナップの拡大、販売・生産体制の強化につなげるとともに、北米地域の顧客に幅広く高度なソリューションを提供できるようにする。

ウィンライト社は、仕分けシステム、ピッキングロボット、音声、デジタルピッキングシステムなどを手掛けており、米国で工場2か所と販売・サービス拠点10か所を展開。2012年12月期の売上高は1億800万ドルとなっている。