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三洋貿易、鮮度保持シールの販売開始

2025年2月7日 (金)

▲StixFresh(出所:三洋貿易)

サービス・商品三洋貿易は7日、ことし1月に米国ワシントン州のスタートアップ企業Ryp Labsと販売代理店契約を締結し、果物・野菜の鮮度保持期間を最大2倍に延ばすシール「StixFresh」(スティックスフレッシュ)の販売を開始すると発表した。この製品はフードロス削減への貢献が期待されている。

世界では年間2.6兆ドルに相当する食品廃棄が発生しており、サプライチェーンの各段階で損失が生じている。スティックスフレッシュは、植物が生成する揮発性化合物を活用した天然由来のシールであり、貼付または段ボールに同封することで、農産物の鮮度保持期間を最大2倍まで延長可能だ。大規模な冷蔵設備や特殊なコーティング剤を必要とせず、農家から消費者に至る幅広い用途で使用できる。この技術により農家や小売業者はロスの軽減が期待でき、日本市場に加え東南アジアでの展開も視野に入れている。

同社は、2月25日から27日にインテックス大阪で開催される「フードテックWeek」に出展し、来場者に製品の紹介を行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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