イベント流通システムの標準化を推進するGS1 Japan(流通システム開発センター)は7日、3月4日から7日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「リテールテックJAPAN」に出展し、LINEヤフーと協同でPOSレジにおけるGS1二次元シンボルの活用デモを展示すると発表した。また、GS1標準に関する最新動向も紹介する。
二次元シンボルとは、バーコードの進化形であり、縦横の2方向に情報を持たせることで、従来のバーコードよりも多くのデータを格納できるコードの総称である。代表的なものとしてQRコードやデータマトリックスコードなどがある。GS1二次元シンボルは、国際的な標準規格に基づいた二次元コードであり、商品管理や物流、決済など幅広い分野で活用されている。
今回の展示では、世界各国で導入が進むGS1二次元シンボルを活用した新しい小売の形を提案する。特に、LINEヤフーが開発したLINEミニアプリを用いた「スマホレジ」において、GS1二次元シンボルやGS1 Digital Link標準を活用するデモを行う。これにより、消費者エンゲージメントの向上や業務効率化が可能になると期待される。
さらに、GS1 Japanは独自に二次元シンボル活用デモや、EPCIS標準を活用したデモも展示する予定である。EPCISは、商品の流通情報を標準化し、サプライチェーン全体でのデータ共有を容易にする仕組みであり、物流や小売の効率化を支援する。
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