メディカル三菱倉庫は12日、連結子会社のCavalier Logistics(キャバリアロジスティックス、米国)が、ノースカロライナ州ダーラムにおいてGMP(適正製造・品質管理基準)対応の医薬品専用倉庫の運用を2月10日より開始したと発表した。医薬品物流の需要が高まる同州での倉庫拠点展開はキャバリアロジスティックスにとって初の試みとなる。

(出所:三菱倉庫)
新倉庫は、1万1904平方メートルの1階建て施設で、2-8度および15-30度に対応した保管設備を備えるほか、非常用発電機やスプリンクラーも設置。入出庫バースは15か所、トレーラー駐車は26台分確保されている。24時間・365日対応可能な緊急入出荷を提供し、世界各国への輸出入にも対応する予定だ。同社は、米国の医薬品物流需要の増加を捉え、今後さらなる物流サービスの強化を図る。
また、3月にはニュージャージー州ニューアークにもGMP対応の新倉庫を開設する予定で、同地域における医薬品の保管機能および国内外の輸送サービスの強化を目指す。ニューアーク倉庫は2340平方メートルの施設で、2-8度および15-30度対応の保管設備を設置予定。
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