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三菱倉庫、埼玉県に医薬品専用倉庫を竣工

2013年3月6日 (水)
埼玉県三郷市に完成した新倉庫

埼玉県三郷市に完成した新倉庫

メディカル三菱倉庫は5日、埼玉県三郷市に医薬品専用倉庫「三郷2号配送センター」を完成させた。同社が展開している「災害に強いエコ倉庫」として建設したもので、配送センターとして高い事業継続能力を確保するとともに、事業活動に伴う環境負荷の低減にも配慮している。

医薬品専門の運送子会社「DPネットワーク」と緊密に連携することで、医薬品配送サービスの品質を高める。

営業倉庫としては最大規模の530kWの太陽光発電設備や、全館LED照明、高効率空調機器の設置で環境に配慮し、建築基準法の規定を上回る耐震構造の採用、非常用発電機や自家用給油所の設置などにより、災害への対応力を高めた。

同配送センターを中核とした医薬品配送の事業計画は、1月30日付けで物流総合効率化法に定める「総合効率化計画」の認定を受けている。

■新倉庫の概要
名称:三郷2号配送センター
所在地:埼玉県三郷市彦江二丁目117三郷インター南部地区4街区1画地
建物構造:柱=鉄筋コンクリート造、梁=鉄骨造、4階建
延床面積:2万6500平方メートル
(ほかに別棟で危険品庫など800平方メートル)
設備の特徴:太陽光発電(530kW)、全館LED照明、高効率空調機
建設工事費:36億円
着工2012年4月
竣工2013年3月