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三菱倉庫、大阪府茨木市に新たな医薬品専用拠点

2011年11月11日 (金)
「エコ倉庫」の外観イメージ

「エコ倉庫」の外観イメージ

メディカル三菱倉庫は10日、大阪支店茨木営業所(大阪府茨木市)で医薬品専用倉庫「茨木3号配送センター」の建設に着手したと発表した。

 

新センターは、地球環境に対応し、災害に強い「エコ倉庫」としての仕様がセールスポイント。茨木営業所は、同社の医薬品配送センターが集中立地する関西の一大拠点であり、新センターの稼働により、医薬品の保管・配送機能がさらに強化され、る。

 

阪神高速道路茨木インターチェンジに近く、西日本向け医薬品配送センターとして適した立地。350kWの太陽光発電設備を設置したほか、高効率空調設備、全館LED照明を採用するなど、地球環境への配慮を前面に打ち出している。

 

また、建築基準を上回る耐震構造の採用など、自然災害への高い対応力を持ち、非常用発電機も設置。全室空調、全床防塵仕様とし、高品質の保管をできるようにした。

 

医薬品専門運送子会社として設立した「DPネットワーク」を活用し、温度管理の徹底、トレーサビリティーの強化、危機管理対応の充実などにより、医薬品配送センター運営から輸配送まで、一貫して高品質な医薬品物流サービスを提供する。

 

■施設概要
名称:三菱倉庫茨木3号配送センター
所在地:大阪府茨木市藤の里二丁目
敷地面積:約2万3300平方メートルの一部
建物構造:鉄骨鉄筋コンクリート造、4階建
延床面積:約1万7600平方メートル(ほかに別棟で危険品庫など約300平方メートル)
設計施工費:約25億円(物流機器、情報システム開発費など約2億円を含む)
施工期間:着工2011年11月、竣工2012年10月