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カインズとDCMが東海エリアで共同配送

2025年2月14日 (金)

ロジスティクスホームセンター大手のカインズ(埼玉県本庄市)とDCM(東京都品川区)は、総合物流企業の高末(名古屋市熱田区)と協力して今月17日から東海エリアの一部地域で、店舗納品の共同配送を開始すると発表した。

両社はトラックドライバー不足など物流の課題に対応するため、2023年夏頃から両社で協業に向けた協議や実験を行ってきた。そうしたなか、昨年3月に稼働を開始したカインズ桑名流通センター(三重県桑名市)が、DCM大府商品物流センター(愛知県大府市)と距離的に比較的近く、ともに配送委託先が高末だったことから共同配送に取り組むことになった。

▲共同配送イメージ(出所:カインズ)

共同配送を実施するのは、愛知、岐阜、三重、滋賀の4県にまたがるエリアで、毎週火曜から土曜日、カインズ6店舗、DCM22店舗に、それぞれの物流センターから商品を搬送する。実際の輸送では、それぞれの物流センターから店舗に商品を配送した後、相手の配送センターに向かい、センターから店舗に配送した後、自社のセンターに戻って来る。

これによって、空車の走行距離や全体の走行時間が短縮され、CO2の排出量も年間33.6トン削減できる。

両社は「今後、この取り組みをさらに進化させ、同業他社や他業態企業も含めて他のエリアにも拡大し、安定的な物流網の維持・構築につなげていく」などととしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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