フェデックス、冷蔵輸送向け梱包オプションを発売

ロジスティクスフェデラルエクスプレス（フェデックス）は26日、温度管理梱包（TCP）サービスを拡大し、冷蔵輸送を必要とする顧客向けに摂氏2-8度の温度管理下で96時間まで輸送が可能な梱包オプションを追加すると発表した。

新たな冷蔵輸送用梱包オプションは、オーストラリア、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム――のアジア太平洋13市場で利用でき、同社では特にヘルスケア業界の顧客に有効なサービスだとしている。

梱包材の製造元はナノクール社で、保冷剤やドライアイスを使用せずに5分以内に内部の温度を4度にできるのが特徴。梱包材内部のボタンを押すだけで冷却プロセスが始まり、段階的に水を蒸発させる特殊な冷却システムにより、冷蔵輸送に求められる低温状態を保つ。

複雑な組み立てが不要で、すぐに使うことができるほか、保冷剤よりも処分が容易なため使用後の廃棄物が少ないといった、メリットもある。

■詳細は下記URLを参照。
http://www.fedex.com/us/healthcare/