
▲ロジクロス大阪大正II外観イメージ(出所:JA三井リース)
拠点・施設三菱地所と農林中央金庫、JA三井リース建物、東銀リースの4社は20日、大阪市大正区に新たな冷凍冷蔵物流施設「ロジクロス大阪大正II」を着工したと発表した。2026年10月末の完成を目指している。
新倉庫の予定地は、工場や倉庫が集積する湾岸エリアに位置するが、大阪駅から10キロ圏内と、大阪・神戸など大消費地に近いうえ、動物検疫検査場所や保税倉庫としての指定申請も可能になっている。
施設には最大3テナントが入居可能。全ての区画内温度をマイナス21度から5度まで柔軟に設定できる可変式(一部区画はマイナス27度から5度)とし、幅広い業態や荷物のニーズに応えられる。
また、災害時に24時間事務所を稼働できる非常用発電設備もあり、電気設備などは地盤面から5メートル以上の高さに設置するなどの浸水対策も講じている。
環境面では屋上に太陽光パネルを設置し、発電した電力を自家消費できる。自然冷媒や節水器具、断熱材にグリーン購入法適合品・エコマーク認定品を採用するなど、環境性能効率の向上と環境負荷低減にも配慮している。これらによって、ZEBやCASBEE最上位のSランクの取得を予定している。
敷地面積:2万1660平方メートル
延床面積:4万5430平方メートル
構造:4階建、鉄骨造
着工:2025年1月20日
竣工:2026年10月末(予定)
アクセス:阪神高速第17号大阪線・大正東出入口から4キロ、大正西出入口から4.5キロ、大阪メトロ四つ橋線・岸里駅から2.8キロ
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com